「BIZREN(ビズレン)」は2023年3月31日をもってサービス終了し、当社100%子会社の株式会社メディア4uが運営する「メディアSMS」に移行することになりました。
お手数をお掛け致しますがSMS一斉配信サービスについては「メディアSMS」サイトよりお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
※現在3ヶ月、6ヶ月、1年プランのお申し込みは受け付けておりません。

国内法人向けSMS配信数シェアNo.1「メディアSMS」

https://media-sms.net

SMSの送受信にかかる料金は?平均送信単価や計算方法についても解説

電話番号で送信できるSMS。メールやチャットと同じように手軽に送受信できますが、SMSでは独自の料金体系を採用しています。個人間だけでなくビジネスでの利用も増えていますが、それぞれ必要な料金が違うのもポイント。今回の記事ではSMSの利用にかかる基本的な料金とSMS送信サービスの料金体系、メールやLINE、DMなど他の連絡ツールとの料金比較について解説します。

目次
SMSの送受信にかかる費用や料金は?
携帯電話間でやり取りを行う場合
ビジネスでSMSを送信する場合(一斉送信や大量配信など)
SMS送信サービスの平均送信単価
キャリア直接接続とは
国際網接続とは
メルマガやLINE@、DMとの比較
メルマガとSMSの料金・メリット
DMハガキとSMSの料金・メリット
LINE公式アカウントとSMSの料金・メリット

SMSの送受信にかかる費用や料金は?

携帯電話間でやり取りを行う場合

SMSは受信時は無料で、送信時に費用がかかります。1回送信あたりの料金は文字数によって異なっており、70文字ごとに3円(税別)必要です。現在、携帯電話間でSMSを送受信する場合は基本的に670文字まで送信することができるため、最大で30円ほどかかる場合もあります。また、契約しているキャリアによっては家族間や同一キャリア間でのSMSが無料となる場合も。契約内容について確認してみるのも良いでしょう。

ビジネスでSMSを送信する場合(一斉送信や大量配信など)

SMSの一斉送信や大量配信を行いたい場合は、SMS送信サービスの利用が必要不可欠。多くの場合で「初期費用」と「月額費用」が必要となります。初期費用は0円のサービスも多いのですが、特に注目すべきなのは月額費用。すぐに概算費用を確認したい場合は下記の計算式で算出することも可能です。

1通あたりの送信単価 × 月間送信予定数 + 月額利用料

送信できた分だけ請求される従量課金制を採用しているサービスもあれば、SMS送信料に加えて月額利用料が必要となるサービスもあります。1通あたりの送信単価は非公開となっている場合が多いため、事前に問い合わせて資料を揃えておくのがおすすめです。また、一般的に個人の携帯電話を用いて送信する場合と違い、SMS送信サービスを利用すると送信単価が若干高くなります。しかしサービスを利用するメリットは多くあります。

・一斉送信ができる

携帯電話のアプリを用いてグループメッセージでのやり取りは可能ですが、不特定多数の相手への一斉送信は行えません。SMS送信サービスには基本的に宛先の一括登録機能が備わっているため、業務効率もアップさせることができます。

・大量配信ができる

携帯電話からでは1日に200通までしかSMSを送信することができません。SMS送信サービスであれば多くの場合で10,000通以上の大量配信も可能となるため、メルマガの代わりとしても利用できます。

・予約配信ができる

ほとんどのSMS送信サービスでは、管理画面にて一斉送信する日時などを設定し予約することも可能です。

・開封率やURLのクリック率を計測できる

SMSの送達結果やメッセージの開封率を管理画面で確認することができます。また、SMSの中に挿入したURLのクリック率を計測できるサービスもあり、マーケティング領域での活用にも役立ちます。

SMS送信サービスの平均送信単価

1通あたりの送信単価の相場は、キャリア直接接続の場合で15~18円前後、国際網接続の場合で8円前後となっています。この「キャリア直接接続」と「国際網接続」にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、基本的にキャリア直接接続のサービスを選ぶことをおすすめします。

キャリア直接接続とは

キャリア直接接続とは、国内の大手キャリアと直接接続してSMSを送信することです。高い到達率が担保された経路を通してサービスを提供しているため、国内顧客への到達率が高いところがメリット。サービスによっては到達率が99.9%のものもあります(※)。国内の携帯電話へ確実に連絡をとりたい場合は、キャリア直接接続を採用しているサービスを利用した方が良いでしょう。

国際網接続とは

一方で国際網接続とは海外の配信事業会社を利用して国内の顧客にSMSを送信する仕組みです。海外の回線から送信するSMSは送信単価が比較的安いため、運用にかかる費用を抑えられるのがメリット。ただし、国内の通信事業者によってフィルタリングがかかってしまう場合があり、到達率は「キャリア直接接続」のサービスに比べると低くなります。

メルマガやLINE@、DMとの比較

他の連絡手段とSMSを比較した場合、料金や特徴での差はどのようなものがあるのでしょうか?メール、LINE@、DMハガキの3つを比較してみましょう。

メルマガとSMSの料金・メリット

基本的にメルマガ配信サービスは1通1円以下で送信できる場合がほとんど。初期費用が必要な場合もありますが、多くのサービスでSMSより安く設定されています。メルマガ配信サービスの中には全て無料で始められるものもあるため、SMSと比較して手軽に利用できるのがメリットです。一方で到達率や開封率はSMSの方が良い結果となっています。先述したとおりキャリア直接接続のサービスであれば到達率が98〜99%と高いため、ほとんどの人へ届けられるのが特徴です。

また開封率においては、2019年12月に実施した「コミュニケーションツールに関するアンケート」(※1)にてメールで届いた連絡のうち約4割は見ずに削除されているという結果が報告されています。 graph_01.png 一方でSMSは約87%の連絡が確認されていることから、利用料金の案内や予約のリマインド、緊急時の連絡などで特に有用な連絡手段です。

DMハガキとSMSの料金・メリット

DMハガキはデザインの作成・印刷・郵送などにコストがかかり、単価が70円以上となるケースもあります。送付までの作業が多岐に渡るため、SMSの方がより手軽で安く連絡することができます。ただし、紙媒体は一度に掲載できる情報量が多くデザインの工夫がしやすいところがメリット。SMSは最大で670文字までのテキストメッセージしか送信できないため、費用対効果を考えて使い分けるのがおすすめです。また、DMハガキの開封率を上げるために到着確認用のSMSを送るのも有効。DM到着から1週間後などに、連絡の概要を記載したり誘導したいWEBページのURLを入れたSMSを送信することで、DMハガキの効果を高めることもできます。

LINE公式アカウントとSMSの料金・メリット

LINE公式アカウントには無料で1,000通送信できるフリープランが用意されている上に、有料プランでも1通あたり3〜5円で送信できるところがメリット。また、タイムラインへの投稿やクーポンの発行などの機能は無料で利用することができます。一方でLINEの国内月間利用者数は人口の66%となっており、SMSの利用率よりも低くなっています(※2)。また、開設したLINE公式アカウントへの友達登録を促す必要があり、登録後もブロックされないような仕組みづくりが必要です。

SMS メール DMハガキ LINE公式アカウント
単価 8~18円前後 1円以下 70円以上 無料または3~5円
メリット 到達率と開封率が高い
宛先変更が起こりにくい
すぐに送れる
配信単価が安く手軽に始められる
送信内容を見やすく工夫できる
一度に掲載できる情報量が多い
デザインの工夫がしやすい
メッセージの送信だけでなく、クーポンの発行なども行える
無料でも始められる
デメリット 送信単価が高め
文字数に制限がある
開封率が低く、他のメールに埋もれがち 単価が高い
配布するまでに時間がかかる
公式アカウントを友達登録してもらう必要がある
登録後にブロックされる可能性がある

※1 自社調べ(調査方法:インターネットアンケート、対象者:20代から60代以上までの男女492人)
※2 LINEの国内月間アクティブユーザー8,400万人÷日本の総人口1億2631万人(平成31年2月1日現在(確定値)総務省統計局)。アクティブユーザー数はLINE調べ(2020年3月末時点)。


携帯電話からSMSでやり取りを行う場合は70文字ごとの送信で3円かかりますが、ビジネスでSMSを利用する際はサービスごとに初期費用や月額費用が設定されているため料金について問い合わせる必要があります。1通あたりの送信単価は各サービスによって違いますが、キャリア直接接続であれば15〜18円前後、国際網接続であれば8円前後が相場です。個人で携帯電話から送信するより単価が高くなりますが、ビジネスで利用するときに便利な機能が備わっているため、一斉送信や大量配信を検討している際には利用の検討も行いましょう。

関連記事