SMSで一斉送信するなら○○が必要!サービス比較方法やメリット・デメリットも解説
メッセージを一斉送信ができるのはメールやLINEだけではありません。電話番号を利用してテキストメッセージを送信できるSMSでも一斉送信は可能です。 重要な連絡にて利用されているイメージの強いSMSですが、到達率や開封率の高さから販促・集客ツールとしても利用している方が増えています。 今回はSMSを簡単に一斉送信する方法だけでなく、SMSのメリット・デメリットや選び方についても解説します。
SMSは電話番号だけで送れるテキストメッセージ
SMS(ショートメッセージサービス)とは電話番号だけでテキストメッセージを送信できるサービスです。SMS自体は古くからあるサービスなのですが、当初は同じキャリア間でしかメッセージを送受信できず、一般的な連絡手段としてはなかなか普及しませんでした。しかし2011年7月に国内大手キャリアであるdocomo、au、SoftBank間でSMSの相互接続が可能になり、現在ではキャリアを超えたやり取りを行える仕組みが整備されています。SMSはスマートフォンに限らずガラケーやらくらくホンなどへも送信可能なため、幅広いユーザーへ連絡できるのが特徴。これにより最近では注目度が上がってきており、督促や業務連絡だけでなく販促や集客にも利用され始めています。
メールではなく、あえてSMSを選ぶメリット
1. 電話番号は変更されにくく到達率が高い
一般的な連絡手段であるメールはキャリア変更に伴い、アドレスも変更となる場合が多くあります。また、複数のアドレスを所持している場合もあり、ユーザーによっては登録したアドレスを忘れて使わなくなる可能性もあるのがデメリットです。そのためメールでは未送達になるリスクがあります。 一方でSMSで使用する電話番号は、機種やキャリアを変更してもそのまま同じ番号を継続して使う場合が多いのが長所。一度取得すると宛先変更やリストの減少が発生しにくいため、マーケティングなどにおいても有用な資産となります。そのためSMSは未送達や送信失敗のリスクがかなり低く、ユーザーへ確実に連絡を送信できる可能性が高いところがメリットです。
2. 開封率が高く内容を確認してもらいやすい
2019年12月に実施した「コミュニケーションツールに関するアンケート」(※)では、メールの開封率は低いことが報告されています。まず未読数に注目するとメールでは約86件もの連絡が読まれておらず、この数はSMSの約3.3倍!加えてメールでは内容を確認せずに消去する割合も多く、約4割が中身を読んでもらう前に消されています。メールでの連絡や案内が増加した現在、全ての内容に目を通すことが難しくなっており、情報の取捨選択を行っているユーザーも多くなっているのも課題。グラフにもある通りSMSでは約9割の連絡が読んでから消されていることからも、多くの人に内容を確認してもらうためにはSMSの方が有用であると考えられます。
3. 誰でも使えて、送信できるユーザーが幅広い
先述した通りSMSは電話番号だけでメッセージを送信できるため、携帯電話を所有しているユーザーのほとんどへ連絡することができます。加えて、スマートフォンに限らずガラケーやらくらくホンなど使用している機種を問わず送信できるところが特徴です。総務省が発表している調査データによると、2018年の個人におけるモバイル端末全体の保有率は84.0%、スマートフォンの保有率は64.7%となっています。このように、スマートフォンのみ対応しているアプリではリーチできない層がいるのも事実。若者からミドル層、お年寄りまで幅広くアプローチできるところがSMSのメリットです。さらに、SMSを受信するためのアプリや機能は携帯電話に標準搭載されているため、新しくインストールなどをする必要もありません。受信側で何かを設定する必要もないため、すぐに利用を開始できます。
※ 自社調べ(調査方法:インターネットアンケート、対象者:20代から60代以上までの男女492人)。
SMSを一斉送信する方法は2つある
専用アプリを利用してグループチャットのように連絡
2018年5月より提供されている「+メッセージ」では電話番号宛てに送信できるグループメッセージが可能になっています。LINEでもよく利用されているグループ機能と似た感覚で使用することができ、メッセージを同時に複数人宛てで送信できるのが特徴です。ただし送信相手が+メッセージを利用していない場合は、別途アプリのインストールや初期設定などが必要となります。
一斉送信したい場合はSMS送信サービスを利用すればOK
グループチャットではなく、メールのように一斉送信したい場合はSMS送信サービスの利用が必要です。使い方は簡単で、メールと同じように配信日時の予約やテンプレートの作成などを行えます。多くの場合は法人向けのサービスとなっていますが、中には個人事業主などでも利用できるものもあります。
SMS一斉送信サービスでできること
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SMSの一斉送信
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予約送信機能
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テンプレートの作成
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送信結果の確認
メルマガ配信サービスのように送信したSMSの開封率やメッセージ内に記載されたURLのクリック率を計測することができます。もしSMSが届かなかった場合は、何が原因で未達だったのかを確認でき、再送を簡単に行える仕組みを取り入れているサービスもあります。 -
URLの自動短縮機能
通常、SMSは最大670文字しか送信できません(一部、文字数の制限なく連絡できるサービスもあります)。メッセージ内に文字数の多いURLを含めて送信したい場合、情報の説明部分が削られてしまうのがデメリット。そのため、多くのSMS送信サービスではURLの自動短縮機能を備えています。メッセージ内に入力したいURLを入力するだけで短縮URLへ変換される場合が多いため、簡単に利用できるのもポイントです。 -
もちろん複数人ではなく1人だけに送信することも可能です
SMS一斉送信サービスの活用事例
1. 督促や利用料金の案内など重要な連絡で
SMSで利用する携帯電話番号は発行する際に身元確認をした上で契約を行っているため、偽装などが困難な連絡先です。またインターネット上での本人確認としてもSMSは利用されており、信頼性が高く本人との結びつきも強いのが特徴。このメリットを活かして、決済などの重要な連絡において多く活用されています。
2. 災害時や社内での緊急連絡用に
震災時などに強いのもSMSのポイント。また、一般的にSMSはプッシュ通知をONにしている人も多く、すぐに見て欲しい連絡に適している連絡手段です。連絡網を利用して電話をかけていくやり方では、情報が途中で欠落したり変更したり、最後の人まで届くのに時間がかかったりと多くの課題がありますが、SMSなら電話番号宛てに同じ文章を一斉送信できるため緊急時にも役立ちます。
3. 予約のリマインドやキャンセル対策として
飲食店や美容院など無断キャンセルの対策として、予約のリマインドを行っているところも多くなっています。ただし電話で予約を受けた際、リマインド用の連絡先としてメールアドレスを聞くのは間違いも発生しやすく難しいですよね。しかし1件ずつ電話をかけて予約の確認を行うには時間がかかりすぎます。SMSなら電話番号宛てにメッセージを一斉送信することで、時間をかけずに損益の減少に貢献できるため有効です。
4. 販促・集客用のメルマガをSMSに置き換え
メルマガの到達率や開封率を上げるために、見出しや時間など工夫を凝らしている企業様も多く見受けられます。しかしメールで届く情報が多くなっている現代においてはなかなか見てもらうことができません。SMSであれば未読数がメールよりも少なく、内容をチェックしてもらえる可能性を高めることができます。メールで送信する必要がないのであれば、SMSの利用を検討するのもおすすめです。
SMS送信サービスの賢い選び方と比較ポイント
先述した「SMS送信サービスでできること」にある6つの機能は、ほとんどのSMS送信サービスにおいて実装されています。そのため比較する際に重要となってくるのは、SMSのデメリットでもある文字数です。携帯電話間でのやり取りであれば最大670文字まで送信することができますが、SMS送信サービスを利用した場合は70文字しか送信できないこともあるので注意が必要。キャリアごとに送信できる文字数が違う場合もあるため、サービスを比較する際は特に注目することをおすすめします。
SMS送信サービス「メディアSMS」では全キャリア直接接続を結んでいるため、全てのキャリアで最大660~670文字の長文SMSを送信可能です。到達率も高く、高品質なSMSを安定して利用することができ、導入社数も4,000社を突破しました(※)。
メディアSMSについて詳しく見てみたい方はこちら。
SMSは電話番号だけでテキストメッセージを送信できるのが特徴です。開封率が高い上に携帯電話を持っているほとんどの人へ連絡できるため、幅広くアプローチのもメリット。+メッセージを利用したグループチャットで一斉送信をすることも可能ですが、初期設定やインストールなどの作業が発生するため手軽に導入できない場合もあります。メールのような操作で一斉送信したい場合は、SMS送信サービスの利用が不可欠。今回紹介したメディアSMSでは、SMSのデメリットである文字数の少なさを解消し、加えて画像の送信もできるため、情報を分かりやすく伝えることができます。
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※ 2022年10月末時点